Rose Tint My World

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今こそKylie Cosmeticsのリップについて語りたい(1)

 

みなさん大好きカイリー・ジェンナー。

 

22歳の若さフォーブスでは今年最も稼いでいるセレブ第2位に堂々ランクインし、総資産10億ドル(約1,100億円)とも言われる彼女。

 

ふっくらセクシーな唇で印象づけた後に2015年にローンチしたKylie Cosmeticsのリップキットが大当たりしたことは記憶に新しいですよね。

 

私も有料のアプリをサブスクライブして販売情報をゲットし、海外在住だった当時の彼氏も動員してPCの前で販売開始を待ち構えていました。アメリカ時間基準(東海岸・西海岸など地域に合わせて毎回時間を変えていたような)だったので気合いの勝負です。

 

私はもともとカーダシアン・ジェンナー一家には特に興味がなかったのですが、彼女だけは応援していました。ふっくらセクシーな唇は注射によるものと公言している彼女ですが、15歳の時にキスした相手にこんなことを言われたと告白しています。

 

" 'It was like one of my first kisses and a guy was like, "I didn’t think you would be a good kisser because you have such small lips,"' she said, adding that she 'took that really hard.'"

"She continued, 'Just when a guy you like says that, I don’t know, it just really affected me - I just didn’t feel desirable or pretty.'"

 

(以上、Mail Onlineの記事より引用/https://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-4871684/Kylie-Jenner-reveals-motivation-bigger-lips.html

 

「初キスだったと思うんだけど、その男の子がこう言ったの。『君の唇はすごく小さいから、こんなにキスが上手いと思わなかった』って」

 

「好きな人にそんなことを言われてショックを受けたし、自分のことを魅力的ともきれいだとも思えなかった」

 

有名なエピソードかもしれないですが、書いていてつらい…。2世セレブで何不自由ない暮らしでも、こういう理不尽さやつらさは平等ですね。もし自分がその場に居合わせたら(どんな設定)気にしなくて大丈夫だよって抱きしめてあげたいです。

 

何を隠そう私も自分の唇には何とも言えない思いがあります。すごく薄いわけではないのですが、横幅が狭いおちょぼ口型。しかも青白いのでノーメイクだと唇の存在は皆無と言ってもいいです。子どもの頃はよく体調不良を疑われて苦笑いをしていました。

 

私の体感では、ここ十数年はふっくらリップの流行が続いているし、アメリカは比較的セクシー信仰が強いので、カイリーちゃんはさぞつらかったことでしょう。

 

もちろん唇が薄くてすばらしくセクシーな女性も大勢いるし、厚い唇のみが美の象徴とも思わないですが、社会的な美のスタンダードというのは厄介で、若い彼女が強い影響を受けたことは想像に難くないです。

 

でもふっくらリップで登場→注射告白→コンプレックス告白→ビジネス展開で大成功して巨万の富を築きあげるところが彼女の強さであり、心無い発言をした彼へのスマートなリベンジなのかなと思いました。

 

 敏腕ビジネスウーマン・カイリーたん

 

つらつらとカイリーのコスメに対する思いを語ってしまいましたが、長くなってしまったので、実際リップキットを手に入れてからの感想などを次回書けたらと思います。

 

読んでいただきありがとうございました。

みなさんの1日が明るく美しいものとなりますように!